万病を治せる妙療法―操体法 (健康双書ワイド版)
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分類: | 本
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発送可能時期: | アクセスしてご確認下さい
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参考価格: | ¥ 1,850 (消費税込)
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操体法の原点が書かれている本 操体法として世に出た最初の本です。
初期のころの操体法は「痛い方向とは逆の楽な方向に息を吐きながら
ゆっくりと動かして2、3秒の抵抗を加えてからストンと脱力する」というものでした。
この本にはその頃の操体法の面影が残っています。
操体法の原点・歴史を知るのに読んでおくべき本でしょう。
しかし、「気持ちの良さを味わうことで治る」という操体法の妙味は
本を読んだだけではよくわからないと思います。
この本をきっかけに操体法を知った方は、
近隣の先生の施術を受けて実際に体験されることをおすすめいたします。
操体法の考えを学ぶ入門編 これは「現代農業」という雑誌に編集されたものをまとめたものです。
それまで、医学誌などに書いていた著者が、いわゆる農家の方々にも分かり易いように、かみ砕いた表現で書いたものです。
操体法の思想、日々の暮らし方、カラダの使い方、動かし方についての基本の基本が書かれているので、操体の考え方を学ぶ入門書としては最適かと思います。
しかし、実際の「動き」「操法」については、写真と口絵がありますが、
細かい説明(スピード、力加減、介助抵抗の与え方)はされていないので
わかりにくいと思います。
尚、操体は現在も進化し続けており、基本理念は変わらないものの、楽な動き、辛い動きという動きから、感覚をききわけて味わう、という内面的なものに変化してきています。瞬間急速脱力は、最近行われていません。
癖と智慧 今は亡き橋本医師は現東北大医学部で学び、温古堂という診療所を開いたそうです。そこでの治療原理は患者自身にある。私達の病気は私達の心身の癖から生じ、病気自体が私達にその癖を教えていてくれる。自己の身体を「心地の良い方向(四方八方)に観ながら動かし、無理がくる手前でため、脱力する。」そこで感じたのは、いかに速く身体を動かし、さらに無理の領域にまで身体を動かしてしまう自分。そして脱力していない自分。本当に身体は心身の癖を教えてくれています。そんなことを感じながらも身体は楽になっていく。身体の智慧なんでしょうね。身体に様々な影響を与える私達の構え/癖はある時は必要だったかもしれませんが、今それを持ち続ける必要がないと感じたとき脱力と共にため息でもついて手放していく。一人でするのではなく、他の人に手伝ってもらうのもいいんです。専門家でない私達にもできることがあるんですね。
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